この方法は、以下のブログで解説した方法の簡易版です。
もしも分からない事がございましたら、以下のブログを参照して下さい。
【手順】
1.以下の「RuMSXサイト」から、「Disk-Manager」をダウンロードして、インストールします。
http://www.lexlechz.at/en/software.html
2.「Disdk-Manager」のショートカットアイコンを開いたら、dskイメージを新規作成します(以下の画像を参照)。
新規作成の設定は、初期状態でお使い下さい。
新規作成が完了すると、Disk-Managerのウインドウ内が、グレーアウト状態からホワイト状態に切り替わります。
3.項目2で作成したdskイメージ(Disk-Managerのウインドゥ内)へ、
*.MGS(任意のMGSデータ)
MSXDOS.SYS
MGSDRV.COM(v3.20を用意する事)
MGSEL.COM(プレイヤー)
MGSF.COM(MGSELの曲目作成用)
のファイルを、ドラッグ&ドロップする。
(以下の画像を参照)
画像の「autoexec.bat」は、MGSELを自動起動するために作成したバッチファイルですが、このファイルは、必ずしも必要ではありません。
( なお、ここで用意したファイルの入手方法については、冒頭に掲げたblogリンクの「【1.必要ファイルの用意について】」の項目を参照して下さい。)
4.3モード対応の外付けUSB-FDDをPCに接続し、Disk-Managerのメニューで「File」→「Write to disk」の順に押す(以下の画像を参照)。
5.「Format disk」にチェックマークを入れてから、書き込み可状態の2DDフロッピーディスクをUSB-FDDに挿入し、「OK」を押すと、2DDをフォーマットしながらDisk-Managerのウインドウに放り込んだファイルの全てを書き込み開始します(以下の画像を参照)。
ここで2HDを使用する場合は、メディア識別穴を、透過しないシールで塞いで下さい。
シールは、100円ショップで売ってる文具シールなどを使うと良いでしょう。
6.書き込み進捗状態(**.*%)の表示が消えたら、書き込み完了です。
7.書き込み完了したディスクを実機MSXへ挿入して電源を入れ、MSX-DOSが起動完了したら、
A>MGSF - [Enter]
と入力して、「MGSEL.DIR」を作成します。
これを作成しないと、MGSEL(プレイヤー)がMGSデータを認識できないので、必ず最初に作成して下さい(最初にこれを作成しておけば、これ以降は、MGSデータを追記しない限り、作成しなくても良いです。)。
但し、作成後にMGSデータを追記した場合は、同様の方法で作成して下さい(MGSデータの追記方法は、次項の「トラブルシューティング」を参照して下さい)。
(なお、MGSF.COMとMGSEL.DIRの詳細は、冒頭に掲げたblogリンクの「6.必要ファイルを保存したフロッピーディスクに「MGSEL.DIR」を作成する方法」の項目を参照して下さい。)
しばらくして「finished」が表示されたら、「MGSEL.DIR」の作成が完了です。
これで、実機MSXで実行可能のMGSデータ入りディスクが完成です。
そして、
A>MGSEL [Enter]
と入力すると、プレイヤーが起動し、MGSデータも読み込まれるはずです。
あとは、好きなだけMGSデータを実行して、曲を聴きまくって下さい! (´∀`)
ディスクにMGSデータを追記すると、稀に、実機MSXでディスクが起動できなくなってしまう現象が発生します。
そこで、これはあくまでも私の経験上による対処方法ですが、その場合は、ブート出来なくなっているファイル(その大体が、MSXDOS.SYS、COMMAND.COM、MGSEL.COM、autoexec.batの何れかが読めなくなっているパターンが多いようです)を、外付けUSB-FDDを使ってファイルを上書きし直すと、起動できるようになります。
上書きの際は、USB-FDDをリムーバブルディスクとして認識させた上でディスクを開いてから、ファイルを上書きして下さい(ちなみに、MGSデータの追記方法も、これと同様の方法で可能です)。
(注意:2HDを使用の際は2DDとして認識させる必要があるので、メディア識別穴をシールで塞いでから、FDDへ挿入して下さい!)
RuMSXの実ドライブ機能を使うよりも、こちらの方法が簡単です。
【最後に一言】
では、豊かなMSXライフをエンジョイして下さい! (´∀`)